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なぜ、ジュニアアスリートにトレーナーのサポートが必要なのか?
スポーツ整体 2021.10.9

なぜ、ジュニアアスリートにトレーナーのサポートが必要なのか?

こんにちは。
レエールSCTS代表の廣谷です。

スポーツトレーナーをスクールで育成して15年
今、最も力を入れているのがジュニアアスリートがサポートできるジュニアアスリートトレーナーの育成です。

なぜ、ジュニアにトレーナーが必要なのかをお伝えしたいと思います。

全国にトップアスリートを目指す人たちがいる

まずは下の図をご覧ください。

2021年に開催された東京五輪で、出身地別のメダルを獲得された方の数です。
夏季の五輪の数なので、ここに冬季五輪の数を入れると、北海道や東北の人数は増えると思います。

以外に、全国に、世界のトップアスリートの数がいらっしゃるとわかりますよね。
もちろん出身地なので、生まれてすぐに別の場所に移動された方もいらっしゃるとは思いますが、出身地だけをみても全国にいます。

しかもメダルを取られた選手の数なので、日本のトップアスリートと呼ばれる東京五輪に出場された数も入れるともっと増えます。

出身地なので、生まれた場所になりますが、小学生、中学生ぐらいまでは親元から学校に通い、日々の練習に励まれていたと思います。

その中から、高校生になる時に強い学校に引っ張られ、親元を離れて暮らすようになり、大学生や社会人、プロになる方は、もう出身地を離れてしまう方の方が多いかも知れません。

この数字から見ても、確かに関東の数が圧倒的に多いですが、世界の、日本のトップアスリートが小中学生の時期には、全国にいるということがわかりますよね。

でも、このトップアスリートの方々は、色々大変なことはあったと思いますが、成功された方ですが、ほんの一部の方々だと思います。

そこに辿り着くまで、能力の限界に気づき諦めたり、ケガでリタイヤされた方も、もしかするとそれ以上の数の方がいらっしゃるのではないでしょうか?

ジュニアからトレーナーがサポートする必要がある理由

今や小学生、いや幼稚園児から競技スポーツに励んでいる子どもたちが大勢います。

でも、自分の能力の限界を感じたり、ケガや痛みで泣く泣くリタイヤしたりで競技スポーツを辞めてしまう子どもの方が多いように思います。

そんな中、もし一人でも多くのジュニアアスリートトレーナーがいれば。。。

なぜ、ジュニア期にトレーナーのサポートが必要なのかと言うと

  1. ジュニア期特有のケガや痛みがある
  2. 運動能力がまだ発達しないまま
  3. メンタル的に弱い
  4. コーチや指導者の考え方
  5. 競技者数の減少

これらがあるために、やりたいけどやれない。。。
この部分を少しでも、ジュニアアスリートトレーナーがサポートできればと考えています。

ジュニア期特有のケガや痛み

今では認知されていますが、ジュニア期特有の痛みと言えば「オスグッド病」です。
膝のお皿の下あたりの痛みですね。

その他に似たような症状がありますが、それらの原因がほとんど「オーバーユース(使い過ぎ症候群)」だと思われています。

確かにオーバーユースはきっかけになっていると思います。
でもそれだけが原因ではないはずです!

痛みがあるから練習を休んだ。でも痛みが引いたから練習に参加したら、また同じところが痛くなったって聞いたことはありませんか?

原因はオーバーユースだけではないと考えています。

他の原因と言えば「姿勢」です。

現代っ子は体が硬くなっています。体が硬い状態で練習を繰り返していたら、筋肉や関節に負担もかかります。しかも練習を休んだからって、姿勢が良くなるなんてありません!

だから姿勢から整える必要があります!

運動能力の発達

運動能力って何か?
体を自由に、思うように動かせる能力です。

確かにそれって遺伝的な要素もありますが、小さなときからの体の使い方を、いかに遊びなどの動きの中で行ってきたかの差も関係しています。

また少子化や、子どもの習い事、遊び場の問題等で、いろいろな動きを遊びの中で行える時間や場所が少なくなっており、早くから競技スポーツを始めています。

脳から神経を通して、体を動かしています。

確かにスポーツをしている子の方が、体の使い方がうまいかも知れません。
でも長年、ジュニアアスリートをサポートしていますが、今の子どもはサッカーがうまくても野球が苦手、野球が得意でも鉄棒や跳び箱、マット運動が苦手だという子が増えています。

専門競技は得意であっても、専門以外の競技や種目は苦手だと言うことが増えているのをご存知ですか?

脳から神経を通して体を動かしています。
その神経の発達は8歳から、12,13歳ぐらいまでで、大人の8~9割完成です。

でもサッカーならサッカー、野球なら野球しかしていない現代っ子と、サッカーも野球もチームに入らず公園で遊びで行っていたり、木登り、缶蹴り、かくれんぼ、鬼ごっこをしていた昔の子どもと比べると、神経系の発達が大きく違っているように感じます。

だからだと思いますが、現代っ子の特長に、「体が硬い」があります。

体が硬い状態で、スポーツをハードにするとやはり体は壊れてしまいます。

メンタルの問題

ジュニアアスリートの保護者の方の悩みで、下記のようなものがあります。

  • 指導者に怒られると何日か凹む
  • 肝心なところでミスが多い
  • 絶対に勝ちたい、上手くなりたいという強う気持ちが少ない
  • 高い目標を持っていない
  • 人の意見や行動に流されやすい

です。

昔の子どもより、体的にだけではなく、心的にも弱いというか、もろい子が増えているように感じます。

コーチや指導者の考え方

コーチ、指導者も、元々競技者で、バリバリやってきた人が多いと思います。
しかも昔の根性論の時代に。。。

ちなみに僕らの学生の時代は水を飲むな!うさぎ跳びをしろ!の時代でした(笑)

僕の子どもも小学生から高校生までスポーツをしており、たまに練習や試合を見学させていただいたことがありますが、昔ほどではないとしても、今でも「集中‼忍耐‼努力‼根性‼」と言っている指導者も見かけます(笑)

怖いコーチに怒られるのが嫌で、子どもたちも委縮しないか心配です。

でもそれが悪いと言っている訳ではありません。

少しずつこの環境も変わってくるのだと思いますが、今はまだこのような環境が残っているのが現状かも知れません。

競技者数の問題

やはり少子化の今では、サッカーには沢山メンバーがいるので、他の競技には集まらず、背部になったり、2校の学校が合体して一つのチームとしてプレイをしていたりします。

これはただ単に子どもの数も問題ではなく、勉強を優先する家庭が増えたり、厳しい競技の環境になじめないとか、将来、プロを目指すのではないので、ハードな練習や厳しい指導は必要ないと思い家庭もいらっしゃると思います。

子どもたちの未来を考える

レベルはどうあれ、練習に励んでいる子どもたちを見るだけでも、周りの人たちに感動や勇気を与えていたりします。

また子どもの頃から、目標を掲げ、それに向かって日々努力する生活が当たり前なので、スポーツをしている子どもさんと、スポーツをしていない子どもさんでは、将来、大人になって違いが出てくるように感じます。

将来の夢は?と尋ねられると、「会社員!」と答える小学生がいるそうです。
でも「将来はJリーガー!」とか「プロ野球選手」と夢を持っている子どもを見ると応援したくなると思いませんか?

子どもの頃から目標を立てて、それに向かって努力をするっていう経験は、大人の世界ではよくあることです。

それを子どもの時から経験をしていると、大人になってからでも、社会に出てからでも生かされてきます。

だからそんな子どもたちを応援したいと考えています。

ジュニア専用のトレーナーの育成

そんな夢見る子どもたちを応援したいと思いませんか?

小学生や中学生のレベルでも、一生懸命頑張っている姿を見ると、本当に勇気や感動、元気がもらえます。

でもそんな子どもさんが、ケガや痛みで悩んでいたり、まだまだ未発達な運動能力なのに、勝手に限界を感じてしまっているのを見るのは、正直に言って辛いです。

また子どもと同じぐらい、またそれ以上に保護者の方々が悩んでいたり、困っていたりしているのも、長年、ジュニアアスリートの保護者向けのセミナーを通して感じています。

だったら、まだまだこの先、何とでもできる子どもたちを、トレーナーと言う立場でサポートしてあげることが出来ないのか?と思い、2021年からジュニアアスリートコンディショニングクラブ(JACC)を発足し、インターネットを使い、ジュニアアスリートの保護者の育成と、ジュニアアスリート専用のトレーナーの育成をスタートさせました。

将来的には、各都道府県に1名以上のジュニアアスリートがいる環境を作り、子どもたちの未来を保護者の方々と一緒にサポートできればと考えています。

ジュニアアスリートトレーナーとは?

ジュニアアスリートトレーナーとは、上記で挙げた問題が解決できるトレーナーを目指しています。

  • ケガや痛みが予防できる
  • メンタル面をタフにできる
  • 運動能力を高めることが出来る

この3つのスキルを身につけ、子どもたちのサポートだけではなく、指導者の補助、保護者へのサポートなどが出来るトレーナーです。

当スクールのスポーツ整体の技術を元に、ジュニアアスリート特有の痛みなどの予防法、脳の仕組みを知り、子どもたちだけではなく、保護者の方々の心のサポート、ジュニア期に一番成長が著しいの運動能力を高める方法など、ジュニア期に必要な知識やスキルをプラスで学べる講座をご用意しました。

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