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NSCA-CPTの資格の合格率や難易度を解説します
パーソナルトレーナー 2020.11.28

NSCA-CPTの資格の合格率や難易度を解説します

パーソナルトレーナーになりたい!でもなるからには最高のNSCA-CPTを目指したいという方は、かなり知識があるのか、すでに自分でトレーニングを行っているのか、現場で活動されているのか、他のパーソナルトレーナーと差別化したいと思っているに違いないと思いますのに、そんなあなたにNSCA-CPTの資格の合格率や難易度をお伝えします!

NSCA-CPTとはどんな資格なのか?

NSCAとは実際、どんな資格なのか?
『研究に基づいた知識と現場での応用を広く普及する人材の認定』それがNSCAの認定資格です

NSCAの資格認定者数は、2018年8月末時点、全世界で延べ46,000名を超えています。その中で、CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)とNSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)は、日本語で受験することができます。

CSCSは、1985年に認定試験が開始され、ストレングス&コンディショニングの認定資格として唯一、1993年より全米資格認定委員会(NCCA)の承認を受けている資格です。

NSCA-CPTは、1993年に認定試験が開始され、米国内はもとより、国際的に最も信頼性の高いパーソナルトレーナーの認定資格として、1996年よりNCCAの承認を受けています。

NSCAジャパンのサイトより抜粋させていただきました。

NSCAジャパンサイト『NSCA認定資格認定資格とは』

健康と体力のニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。指導対象者はアスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレーニング指導を行います。そのため、NSCA-CPTはトレーニングの知識に加え、医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。

パーソナルトレーナーのほか、フィットネスインストラクターやスポーツ指導者、理学療法士、柔道整復師などがNSCA-CPTを取得しています。(NSCAジャパンサイトより抜粋させていただきました。)

NSCA-CPTの資格試験を受験する場合は下記の認定条件がありますのでご注意ください。

  1. NSCAジャパン会員である
  2. 満18歳以上
  3. 高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
  4. 有効なCPR/AEDの認定者(*)
  5. NSCA-CPT認定試験に合格

18歳以上で、高校を卒業されていることが大前提であるという事です。ちなみにNSCA-CPTの他にNSCA-CSCSもありますが、CSCSの認定条件は4年生の大学を卒業されているという事を条件にされています。

詳しくはNSCAジャパンのサイトをご覧ください。

NSCAジャパン『資格認定条件』はこちら

当スクールはこのNSCAのNSCA-CPTの資格試験を目指す人たちの講座を開講しています。

NSCA-CPTの合格率

NSCAジャパンのサイトでは、NSCA-CPTの合格率は82.3%(2022年度)と発表されています。
(NSCAの発表によるとNSCA-CPTの2021年65.0%、2020年度75.0%、2019年度78.9%です。)

詳しくはNSCAジャパンサイトをご覧ください。

NSCAジャパン『試験について』

2022年度は合格率が上がりましたが、それまでの合格率は70%前後です。この合格率ではNSCAの試験は難しいと言われても仕方がないと思います。だからNSCAの資格取得を目指すのではなく、他の資格を取得してパーソナルトレーナーとして活動しようと考える人がいらっしゃるのがよくわかります。

それでも、やっぱりパーソナルトレーナーになるからには、レベルの高いNSCAの資格が欲しい!と考える人も大勢いらっしゃいますし、パーソナルトレーナーとして活動していて、よりレベルの高いパーソナルトレーナーになるため、NSCAの資格を取得される方もいらっしゃいます。

ただよく考えてください!

一生、パーソナルトレーナーとして食べて行こうと決めている方なら、資格を取るのが難しいから止めたと思わないでください。あとで後悔して欲しくないので。

NSCA-CPTの難易度は?

まずはNSCAジャパンが発表している合格率を見てみると2019年度は78.9%、2020年度75.0%、2021年度65.0%と年々合格率が下がっています。

合格率が下がっている要因をまとめてみました。

  • 試験対策をせずに受験している人が増えた
  • 受験者数が増えた
  • 資格試験自体の難易度が上がった

NSCA-CPTの資格試験は、元々認定条件がありある程度の制限を設けています。またNSCAはパーソナルトレーナーの質を下げたくないことなどから試験の難易度を挙げて、ある程度のレベルを保っているようにも思えます。

ますますNSCA-CPTの資格試験の難易度は上がってくるように思えますので、これから受験を目指す方にはしっかりとした受験対策が必要だと感じています。

勉強方法は下記の記事でも説明をしていますのでそちらを参考にしてください。

関連記事:『NSCA-CPTの資格を独学で取得する!勉強方法をプロが解説します』

NSCA-CPTの資格試験の特徴

この記事を読まれる人なら「NSCA-CPTの資格試験は難しい」って聞いたことはあると思いますが、色々な理由はありますが、NSCAの資格試験が難しい理由をお伝えしておきます。これは個人の感想でもありますので、参考程度にしてください。

  • 出題される範囲が広い
  • 専門的な深い知識が必要
  • 3時間の試験時間に対して問題数が多い

などが挙げられると思います。

出題される範囲が広い

実際に、NSCAジャパンが発表している出題範囲を見てみると

分野 問題配分 問題数
クライアントに対する面談と評価 25% 35
エクササイズテクニック 31% 43
プログラムプランニング 31% 43
安全性、緊急時の手順、法的諸問題 13% 19
ノンスコアード問題 15
合計 100% 155

NSCAジャパン『出題範囲』

だから難しいと諦める人もいらっしゃれば、だから難しいからこそこれぐらいは必要だとチャレンジする人もいらっしゃるという事です。

当スクールがNSCA-CPTを目指すコースにしている理由は、やはりプとして一生、活動し続けるためには、それなりに覚悟して学び、努力し続けることが重要な要素だと考えていますので、この壁を乗り越えてプロになる!という志を持った人たちを育成したいと考えているからです。

専門的な知識が必要

NSCAジャパンのサイトによると

NSCAの資格認定試験は、知識を暗記していれば解けるものではなく、知識から実践的なシチュエーションに対する答えを導き出す能力が問われます。(NSCAジャパンサイトより抜粋)

知識を暗記してれば解けるものではなく、実践的なシチュエーションに対する答えを導きだす能力が問われると言い切っています。ということは少し試験対策の勉強をしているレベルではダメだよということです。

現場で使いこなせる深い知識が必要ということになります。

3時間の試験時間に対して問題数が多い

NSCA-CPTの資格試験の時間は3時間です。その間に155問の問題を解く必要があります。ということは1問に対して1分ちょっとしか時間をかけられません。じっくり考えすぎると3時間はあっという間に終わってしまい、結局最後まで解けなかったとしたら合格も厳しくなると思います。

NSCA-CPTの難易度が高いと言われているのもわかっていただけると思います。

当スクールのNSCA合格率が95%の理由とは?

NSCA-CPTの合格率が78.9%であったとしても、当スクールの受講生だけの合格率は95%です。(ここ4年は合格率100%全員合格‼)

過去に数名の方が不合格だったことがあります。
その理由をお伝えすると

「受業の出席率が悪い(8割を切ると厳しい)」「復習をしていない」が主な理由でした。

どんなに知識や経験がなくても、受講生のほとんどが1回でNSCA-CPTの資格試験に合格をしています。

合格率が95%、ここ数年で言うと100%の理由を挙げると

  • 講師がNSCA-CSCSを持ったより知識がある
  • NSCA-CPTに特化して教えている
  • NSCA-CPTの受験対策を行っている
  • 個別での対応をしている
  • 予習や復習を動画でさせている
  • オリジナルテキスト、問題集がある

よく他のスクールのサイトを見させていただいておりますが、案外、NSCAとNESTAの資格が取得できるように伝えています。

でも長年の経験から、NSCAの試験対策と、NESTAの試験対策は違うと感じているので、同じように学んでNSCAでもNESTAでもどちらでも取れますよ!と言う考えが我々にはありません!

NSCA-CPTに特化して指導しています。

中には、NSCA-CPTではなく、NSCA-CSCSのもう一つレベルの高い資格を取得したいけど、CSCSを目指せますか?と言うご質問を頂きます。

もちろんCSCSはより深く知識を学ばなければなりませんが、担当の講師はNSCA-CSCSを取得しているので、合格の保証はできませんが、アドバイスはある程度できます。

NSCA-CPTの合格保証を付きの講座の詳細はこちら。

NSCA-CPTは自宅で学びながら取得が出来る!

2016年4月からNSCAの試験の方法が変更になりました。

2016年4月より、コンピュータベース試験を導入しました。これにより、これまでのように決まった日時に試験が実施されるのではなく、受験者が試験会場や日時を選んで受験することができるようになりました。

NSCAジャパン『試験について』より抜粋

当スクールは、この試験方法の変更に合わせて、通学コースだけではなく、通信講座をスタートさせました。2018年に通わなくてもNSCA-CPTに合格するように、動画での学習と、オンライン授業での学習できる通信講座をスタートさせましたが、2020年春、コロナウイルスの影響で、通学する時の感染リスクを下げるために、通学コースと通信講座を一つにし、オンライン授業と、動画での学習のオンラインコースに変更しました。

実技もありますので、実技はスクールでリアルに指導していますので、スクールまでお越しいただける方は、実際に直接指導を受けることができます。もちろん、リモートでつなぎますので、スクールで受講が出来なくても、ご自宅でオンライン授業として受講も可能です。

NSCA-CPT合格保証付きのパーソナルトレーナーコースの詳細はこちら

NSCA-CPTの合格率に関するQ&A

NSCA-CPTに落ちた場合の対処法は?

NSCA-CPTに落ちた場合は、試験日より120日以上空ければ再受験が可能です。ただその間に落ちた原因を考え、そこを復習する必要があります。NSCA-CPTの資格試験の合格率が下がっているからと言って落ちても諦めないことが大事です!

関連記事で詳しく解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

関連記事:『NSCA-CPT に落ちた7つの原因とその克服方法:合格への道のり』

NSCA-CPTは独学で合格できる?

もちろん独学でも受験が可能ですので合格する可能性はあります。ただ合格率が年々下がっていることからしっかりとした受験対策が必須になってきますので、時間をかけて試験対策をお願いします。

関連記事では独学でNSCA-CPTの資格取得を目指す方のための勉強方法などを解説していますので参考にしていただければと思います。

関連記事:『NSCA-CPTの資格を独学で取得する!勉強方法をプロが解説します』

NSCA-CPTの勉強におすすめの問題集は?

NSCAの公式のテキスト『NSCAパーソナルトレーナーの基礎知識第2版』とNSCA公式問題集『NSCA-CPT受験用問題集セット』が販売されていますので、まずはお買い求めいただければと思います。

また関連記事では他のおすすめの本や過去問などもお伝えしていますので参考にしてください。

関連記事:『NSCA-CPTのおすめテキスト・過去問まとめ【現役トレーナーが厳選】』

まとめ:NSCA-CPTの合格率は高くないからコツをつかむ必要がある!

確かにNSCAの資格試験は出題される範囲も広いし、問題の内容も深いので、合格率も高くありません。その為には、NSCA-CPTの過去問などから出題の傾向を学び、コツをつかむ必要があると思います。

当然、パーソナルトレーナーになるためには他の資格を目指す人がいます。でもより専門的に、一生、パーソナルトレーナーとして活動していきたいという強い志を持った人たちもいらっしゃいます。

NSCAの資格を取得したい!でも、難しいのではないか?また近くにスクールがない!等諦めている人もいらっしゃると思いますが、当スクールでは通わなくてもNSCA-CPTの資格取得が出来るように講座の内容を変更し、なおかつ、NSCA-CPTの合格保証までお付けしています。

まずは個別のスクール説明・相談会にご参加いただき、講座の中身をご覧ください!

個別スクール相談・説明会のお申込はこちら

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