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パーソナルトレーナー 2023.2.26

NSCA-CPT に落ちた7つの原因とその克服方法:合格への道のり

NSCA-CPTの受験料は、46,000円(税込)で、万が一NSCA-CPTの試験に落ちた場合、再受験も可能ですが同額の46,000円(税込み)が必要になります。

合計で10万円弱かかりますので1回でNSCA-CPTに合格したいですね。

NSCA-CPTに1回で合格するためには公式のテキスト『NSCAパーソナルトレーナーの基礎知識第2版』と公式問題集『NSCA-CPT受験用問題集セット』を購入して勉強することが一般的ですが、実際のNSCA-CPTの試験問題の難易度や出題に関しては、受験者が驚くほど難しいと感じることもあるため注意が必要です。

万が一NSCA-CPTの資格試験で落ちてしまった場合は、90日後以降に再受験が可能ですが、受験日と受験日の間隔を90日以上開ける必要がありますので注意してください。

また再受験をする際、気を付けて欲しいのはNSCA-CPTの試験対策を行うことと、落ちた原因をしっかりと判断し、改善することが再受験で合格する近道になります。

NSCA-CPTは3人に1人は落ちている!

NSCAジャパンの発表によると2021年度のNSCA-CPTの合格率は65,0%です。ちなみに2020年の合格率は75.0%で、2019年の合格率は78.9%で毎年合格率が下がっています。100人受験して35人が不合格ということなので3人に1人はNSCA-CPTに落ちているということです。

ちなみに同じパーソナルトレーナーの資格『NESTA-PFT』の合格率を調べてみると50~60%。NSCA-CPTと比べて合格率が変わらないので、パーソナルトレーナーになるための資格は厳しい!と考えても良いかも知れません。

でも3人に2人はNSCA-CPTに合格しているということなので、落ちないように勉強することが大事です!

もうすでに受験して落ちてしまった人は、気持ちを入れ替えて再受験を狙って次のチャレンジで絶対に合格していただきたいので情報をご提供したいと思います。

NSCA-CPTに落ちた7つの原因とその克服法

たしかにNSCA-CPTの合格率が下がっているということは、資格試験自体が年々難しくなっているとも考えられます。

NSCA-CPTの資格試験に落ちたからと言ってパーソナルトレーナーになるのを諦めて欲しくないですし、パーソナルトレーナーの資格を持たずに活動をして欲しくはありません。

3人に2人は合格しているのですからしっかりと原因を見つけ出し、再受験に臨めば次はNSCA-CPTに合格しパーソナルトレーナーとして活動できます。

落ちた原因もわからないまま再受験のために勉強をして、再受験するのはまた落ちてしまう危険性がありますのでしっかりと落ちた原因をまずは考えてみましょう。原因がわかれば対策もしやすい!

NSCA-CPTに落ちた主な7つの原因と克服法を挙げてみます。

まずは自己分析を行い、再受験に向けてそこを補っていく必要があります。下記の項目からあてはまるだろうと思うものをピックアップしてみましょう!

  • トレーニングには自信があったので深く学ばなかった
  • そもそもあまり勉強をしていなかった
  • 勉強したことと試験の問題が違っていた
  • 三択式なのでカンで回答していた
  • 時間内にすべてを回答することが出来なかった
  • 苦手なパートがあった
  • 全く原因がわからない

トレーニングには自信があったので深く学ばなかった

トレーニングをすることが大好きでパーソナルトレーナーを目指す人は多いです。また現役のパーソナルトレーナーさんもNSCA-CPTが必要だと思い資格を取得されたりします。

意外に自分にはトレーニングの知識があると思って深く学ばずに受験される方もいらっしゃいます。いくらトレーニングの知識や技術があってもNSCA-CPTの試験は理論的な問題も出題されます。

自分は出来る!と自信があるかも知れませんが資格試験はまた違います。

しっかりと一から学んで行きましょう!

あまり勉強をしていなかった

理由はどうあれあまり勉強していなければ合格できないです。まずは時間の確保が大切なのではないでしょうか?NSCA-CPTの資格試験を甘く見てしまうと合格できません!

そのために必要なことは、NSCA-CPTの再受験日を決めて、現在の状況を把握して勉強できる時間を決めて行くスケジュールの管理が必要です。

自分一人だと勉強に集中できないようならスクールに入ることも検討する必要はあると思います。

勉強したことと試験の問題が違った

出題された問題が違ったということは試験対策が出来ていないということですので、NSCA-CPTの試験の傾向と対策が出来ていなかったということです。

他のパーソナルトレーナーの資格試験の勉強をしていませんでしたか?
NSCA-CPTの試験対策をされていましたか?

NSCA-CPTの試験対策がどういうものかわからない方は別の記事で解説していますので、その記事も合わせて参考にしてください。

関連記事:『NSCA-CPTの資格を独学で取得する!勉強方法をプロが解説します』

試験に慣れるためにはやはり過去問などを集中的に説くようにしてみると良いと思います。

三択式なのでカンで回答をしていた

NSCA-CPTの資格試験は3択式なのでわからなくても回答は出来ます。でもわからないからと言って3つの選択肢から選んで回答したものが多ければ合格の確率は下がります。

わからなかったからとりあえず3つの選択肢の中から選んでしまっていたら、そもそも試験の対策が出来ていないということではないでしょうか?

もしカンで答えて合格したとしても、パーソナルトレーナーとして活動する時に不安になる可能性がありますのでしっかりと試験対策を行いましょう!

過去問で学ぶことをおすすめします!

時間内にすべてを回答することが出来なかった

NSCA-CPTの試験時間は3時間です。問題数は155問。1問あたり1分少々しか時間をかけられません。3時間内にすべてを回答することが出来なかった方は、どれぐらい回答できなかった問題数がありますか?

回答できない問題数が多かった場合は、実際のNSCA-CPTの試験に慣れていなかった可能性があります。

NSCA-CPTの資格試験のためのテキストや問題集、過去問などで勉強していなかったのではないでしょうか?

別の記事で資格試験のためのテキストや問題集、過去問はどんなものが良いのかを解説していますので、その記事も参考にしてください。

関連記事:『NSCA-CPTのおすすめテキスト・過去問まとめ【現役トレーナーが厳選】』

苦手なパートがあった

NSCAジャパンは試験の出題範囲と問題配分を以下のように伝えています。

  • クライアントに対する面談と評価 25%(32問)
  • プログラムプランニング 31%(45問)
  • エクササイズテクニック 31%(43問)
  • 安全性、緊急時の手順、法的諸問題 13%(20問)

まずは自分がどのパートが苦手だったのかを振り返る必要があります。

問題配分から見ても「プログラムプランニング」と「エクササイズテクニック」が中心ですが、「クライアントに対する面談と評価」も侮れません。

日頃、自分でもトレーニングをされている方なら「エクササイズテクニック」は理解されていると思いますし、「プログラムプランニング」も考えていると思います。

「クライアントに対する面談や評価」を勉強する時間は足りていましたか?
「安全性、緊急時の手順、法的諸問題」はNSCA自体がアメリカなので、日本人には法的諸問題は違和感を感じたはずです。

全く原因がわからない

試験結果がどうだったのかにもよりますが、あまりにも出来ていない場合はスクールなどに入り一から勉強をする方が早いかも知れません。

多くの場合は試験対策が出来ていないから落ちたのではないかと思いますので、NSCA-CPTの試験対策に関係するテキストや問題集を解いて見ると、何が原因だったのかわかるようになるのでではないでしょうか?

関連記事:『NSCA-CPTのおすすめテキスト・過去問まとめ【現役トレーナーが厳選】』

NSCA-CPTに落ちた場合の対処法

せっかく頑張って勉強をしたのにNSCA-CPTの資格試験に落ちた場合はショックだと思います。
でもここで諦めたら今までの努力も無駄になると思いますので、まずは気持ちの切り替えが必要です!

再受験に向けて何をして行けば良いのかをまとめてみます。

  • 気持ちを切り替える
  • 落ちた原因から対策を考える
  • スケジュール管理
  • 試験対策のためのテキストや過去問

気持ちを切り替える

落ちてからくよくよしていても次に影響します。反省したところで次につながる訳ではありません。
でもショックを受けてなかなか次のためにまた勉強を開始する、または反省しすぎて「あれが良くなかった」「もっとこうしておけばよかった」などで集中できないかも知れません。

気持ちを切り替えろと言われても。。。

気持ちを切り替える方法をお伝えしておきます!

気持ちを切り替えるためには、まずは初心に戻りましょう!なぜ、パーソナルトレーナーを目指そうと思ったのか?しかもNSCA-CPTを目指そうと思ったきっかけを思い出してください。

  • 誰かを喜ばせたい
  • 好きなトレーニングを仕事にしたい
  • パーソナルトレーナーとして独立したい

人さまざまだと思いますがNSCA認定パーソナルトレーナーを目指そうと思った初心に戻り、一からその目標を達成する気持ちで取り組んでいきましょう!

落ちた原因から対策を考える

まずは自分を俯瞰して落ちた原因を考えてみましょう。そこに必ず再受験で合格するヒントが隠されています。

頑張って再度勉強するのではなく、落ちた原因から対策を見つけて行くことが大切です。

NSCA-CPTの試験対策が出来ていなかったと思うのであれば、NSCA公式のテキストや問題集を取り組んでいきましょう!

苦手なパートがあったのであれば、そこを重点的に勉強をして行きましょう!

落ちたことも原因があります!その原因を課題にして次に向けて学び始めることが大事です。

スケジュール管理

ダラダラ勉強していても意味がありません!計画を立てて勉強していくことをおすすめします!

  • 再受験日を決める
  • 1ヶ月の目標を決める
  • 1週間のやることリストをつける

お仕事などをしながら受験をされる方は、限られた時間で勉強するしかありません。そんな時に大事なのが時間の管理とタスク(やるべきこと)の管理が必要になります。

その為にはまずは再受験日を決めることから始めてください。(ただし出願する必要はなく、ぎりぎりで出願するように)

再受験日を決めたら現在までの逆算でスケジュールを1ヶ月単位で立てて行きます。

それが計画できれば1週間のスケジュールを管理してください。お仕事やどうしても動かせないようなスケジュールを書き出して空いている時間を把握してください。

空いている時間が把握できれば、その日のその時間に何をすべきかを出来ればスケジュール帳などを使って可視化してください。

NSCA-CPT再受験までの流れ

再受験をされるためには、受験日と受験日を90日空けなければいけません。約3カ月間空きますのでモチベーションの維持も重要になります。

再受験の場合はすぐに出願手続きを行うことが可能ですが、試験日は90日以上空けなければ受験が出来ません。

再受験の手続きに気を付けて欲しい点が1つだけあります。

前回の出願時に学歴証明書は提出されたので再提出の必要ありませんが、CPR/AEDの認定証が次の受験日までに有効期限が切れていたら、再度、CPR/AEDも受講する必要があります。

ちなみに再受験の場合の費用は、同じ受験料で46,000円になります。
受験にかかる費用は別の記事で説明をしていますので合わせてご覧ください。

関連記事:『NSCA-CPTにかかる気になる費用と、更新時の費用とは?』

まとめ:NSCA-CPTに落ちたとしてもすぐに準備をすれば大丈夫!

NSCA-CPTは3人に1人は落ちているのが現状です。もしかしたらもう少し合格率が下がってくるかも知れません。

万が一落ちたとしても90日は再受験が出来ませんので、その間に原因を考え対策をして行動に移せばよいのです。

気持ちを切り替えて原因を考え、次の対策をすぐに行っていけば、今までの勉強した分も覚えているのでゼロから学び始めるのとは違います。ですから過ぎに次の準備をしましょう!

でも、やっぱり自信がない、モチベーションが上がらないという方には講座をご案内させていただきます。

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