ジュニアアスリートの指導者として体を学ぶ

野球やサッカーなど日本の選手が世界で活躍をしています。
オリンピックや世界選手権、
ワールドカップなどでも色々な競技で
日本選手が活躍をしています。

 

日本人が海外で活躍してくれていると、
その選手を夢見てスポーツを始めたり、
より頑張って上を目指そうとする
ジュニアアスリートが増えてくると思います。

 

2020年には東京五輪が開催される予定です。

 

競技によっては、
今の小学生から高校生ぐらいのジュニアアスリートが、
東京五輪を目指して頑張っていくと思いますが、
長年、トレーナーとしてジュニアアスリートを
サポートしてきて感じていることがあります。

 

姿勢と怪我

です。

 

20数年前に比べて、子どもたちの不良姿勢、
関節の柔軟性不足、怪我の低年齢化を感じています。

この部分を理解し、
コーチや指導者も子どもたちをサポートして欲しいと感じます。

何故、子どもたちの体が変わってしまったのか?

何故、昔の子どもたちと今の子どもたちで、
これだけ体が変わってしまったのか?・・・・

遊び方、遊び場、遊ぶ時間、
遊ぶ仲間など原因は色々とあるかも知れませんが、
一番は小さい頃からの遊び方にあるように思われます。

 

昔は木登り、缶蹴り、探検ごっこ、
女の子ではゴム跳びなどは誰もが家の前で
遊んだ経験があると思いますが、
やはり遊びの中から身に付けていた能力が、
現代っ子には欠けているように思われます。

 

体を使って色々な遊びをすることによって
バランス良く運動能力が高まりますし、
色々な体の使い方をします。
遊びの中で体を使うことによって、
正しい姿勢、柔軟性などが高まり
怪我のリスクも減っていきます。

 

しかし小さい時からの競技スポーツだけの
体の使い方だけでは、偏ってしまうことにより、
姿勢が崩れたり、柔軟性が不足したり、
肉離れや膝痛、腰痛などを小学生から
引き起こしてしまうのではないでしょうか。

体が変わったことにより怪我が増える

ジュニアアスリート、特に小学生高学年生から
中学生頃になると、体が第二次成長期で体が大きくなっていきます。

その時に、体のバランスを崩していると、
オスグッド氏病、セーバー病、骨端線損傷、
腰椎分離症などジュニア期特有の痛みを
引き起こす可能性があります。

 

長年、『レエール スポーツコンディショニング ラボ』で
ジュニアアスリートのスポーツ障害のメンテナンスや、
トレーニング指導を行っておりますが、
小学4年生で肉離れをしたり、
5年生ぐらいから膝痛や腰痛に悩まされて来店してくれます。

 

20年ほどでは考えられないぐらいの怪我の低年齢化です。

 

そういった子どもたちの共通した体の特長があります。

それは不良姿勢です。

不良姿勢が痛みの原因

不良姿勢とは、静的・動的アライメント不良の事を言い、
静的アライメント不良は立った状態での骨の位置
(左右の方の高さ、骨盤の高さなど)や、
動かした時の骨の配列(前屈や後屈など)が
正しくない状態を言います。

 

いわゆる姿勢が悪い、
フォームが悪いと言うことです。

 

その状態で、
ハードに練習を繰り返していたら、
やはり膝や腰が痛くなる可能性はあります。

痛みが出たからと言って、
練習を休んで安静にしていれば
OKではありません!

 

不良姿勢を正さないと!

 

この不良姿勢になる原因も、
色々とありますが、
特に多い原因を挙げてみました。

  1. 筋力バランス不良
  2. インナー筋の弱化
  3. 怪我の回復

などが考えられます。

筋力バランス不良

体(関節)などを動かす場合、
一方の筋肉が収縮し、
もう一方の筋肉が伸ばされます。
その際、縮む方、
伸ばされる方の筋力のバランスが悪いと、
関節はスムーズに動かせなくなります。

 

色々な競技種目がありますが、
ほとんどの競技種目では全身の筋肉を
まんべんなく使うと言うことはなく、
使う筋肉は酷使し、
余り使わない筋肉との差が激しくなります。

 

この状態だと筋力のバランスが悪くなります。

インナー筋の弱化

筋肉は表層部にあるアウター筋と、
深層部のあるインナー筋があります。
皆さんもインナーマッスル
と言う言葉を聞いたことがあると思いますが、
そのインナー筋の働きは関節保護筋、
姿勢保持筋と言われています。

 

インナー筋が弱いと、
柔軟性も不足しますし、
怪我のリスクも高まります。

怪我の回復

肉離れや捻挫など、
スポーツをしていると起こりやすい
代表的なスポーツにおける怪我ですが、
余りにも一般的過ぎて完全に回復をさせずに
練習に復帰してしまっています。

痛みを抱えながら練習を再開することで、
痛みをかばう姿勢を体が覚え、
習慣化し不良姿勢になります。

ジュニアアスリートの指導者として体を学ぶ

これからトップを目指すアスリートには、
やはり怪我を避けなければいけません!

本来なら指導者とトレーナーが一緒になって
子どもたちのサポートが出来れば最高の環境ですが、
まだまだジュニアのレベルでは
そんな恵まれた環境などは作りことが難しいと思います。

 

だからこそコーチや指導者が
子どもたちの体の仕組みを知り、
メンテナンスやトレーニングも
練習の前後に取り入れていただける時代が、
そんな遠い先の話ではないと思います。

 

繰り返しの練習も大事ですが、
昔の子どもたちよりも体が出来上がっていない
可能性が高いので、
体の仕組みや怪我の原因などを知れば、
怪我の予防になるだけではなく、
パフォーマンスアップにもつながります。

 

当スクールでも野球やサッカー、
ゴルフ、バスケなどの指導者が学びに来られて、
メンテナンス(スポーツ整体)の技術を学ばれたり、
トレーニング(NSCA公認のパーソナルトレーナー)を
学ばれて、子どもたちの体をトータル的に
サポートできる指導者を目指されています。

 

根性、忍耐、努力だけでは頂点には行けません!

 

体の事を知りつくした指導者が、
もっとたくさん生まれてくるように、
我々もそういった指導者の育成に
力を入れたいと思います。

 

せめて東京オリンピックまでに間に合うように・・・・

 

子どもをメンテナンスとトレーニングでサポートする技術を学びたいと言う方はコチラ